初の復讐劇に挑む亀梨和也さんにインタビュー
2017-12-27(Wed)
ドラマが終わってしばらくしたら
公式サイトが閉鎖されたりしたら困るから・・・
記録記録!!!
シーンごとに別人を演じるがごとく!
ライブ感を大事にしたい
初の復讐劇に挑む亀梨和也さんにインタビュー。
ドラマへの思いや、意気込みなど、クランクイン直前の心境を赤裸々に語ってくれました。
▽主演が決まった率直な思いとは?
実は何年も前からカンテレの豊福陽子プロデューサーから有難いラブコールをいただいていまして、あと一歩のところまでいきながらタイミングがなかなか合いませんでした。それが、このたびご一緒できるタイミングと環境がうまく整いました。豊福さん率いるカンテレチームとやっと交われるな、というのが、まず僕の中ですごく大事なこと。ようやく波がやってきた!というのが最初の率直な思いです。
Q.作品についてはどう感じましたか?
すごく難しそうだな、と思いました。台本を読んだ瞬間に“これはこうだよね”と感じる落としどころのチョイスが、とてもたくさんあるお話なんですよ。やりようによって、どうにでも転がせる、と言いますか、その難しさがあるので、早い段階からプロデューサーさんや監督さんと話すべきだなと思っています。フジテレビ系ドラマに出演するのは『サプリ』以来11年半ぶりですが、今回の脚本は、そのときと同じ金子ありささん。ご縁を感じますね。ある意味、身をゆだねていこうと思っています。
Q.復讐劇、という点はいかがですか?
まず、メディアの人間として、メディアを扱うドラマ、という難しさがあります。そして、復讐といっても、善対悪というわかりやすい構図ではない、ということ。人は、それぞれに立場や視点の角度を持つ生き物で、おのれとしては善として生きようとしていても、気づかぬうちに悪を生み出すこともある。そのバランスの難しさは、このドラマの見どころになっていくと思います。かつ、いまのご時世はSNS等でだれもが発信でき、なにをキャッチするかのレパートリーも非常に多いから、善悪のジャッジが難しくなっていると思うんです。悪気なく悪を生み出し、加害者にも、被害者にも簡単になれるのは、すごく身近にある怖さですよね。僕自身はSNSに疎いですが(苦笑)、現代の社会現象をよくよく考えたら、それ、怖いよね、というツボをうまく突いている作品だと思います。
Q.演じる中村慶介の役づくりについては?
“6割で行こう”(笑)。4割くらいは残して現場に入ろうと思います。
Q.その心を、具体的に教えてください!
このテーマで、これだけ豪華な出演者の中に立たせてもらうんですから、いただけるものはいただいていこうと。もちろん、セリフを憶えたり衣装合わせで自分なりのベースは作っていきますよ。でも、薄~いラインに留めて、カタチづけはしない。この役に僕が一番感じたのは、一つの出来事によって人生が変わった男であるということ。それがなければ、まったく別の人生を歩んでいたと思うんです。対“出来事”、対“相手”への嗅覚で生きているところがすごく強い。だから、共演者の声を聴き、空気感を察知して、演じ分けようかなと。藤木(直人)さん、栗山(千明)さん、橋本(環奈)さん、佐々木(蔵之介)さん、髙木(雄也)くんと、相手やシーンによっては、ある意味、僕は違う人物を演じることになるから、自分の中のテンションや声の出し方辺りは、出たとこ勝負の作戦でいこうかと。そのほうがおもしろくなると思うんです。さて、吉と出るか、凶と出るか(笑)
Q.そうしたアプローチの役づくりは亀梨さんにとって珍しいですか?
映画『俺俺』がまさにそれでした。33役だから考えきれなくて(笑)。衣装を変え、そのときの流れで攻め方を決めていた、あの感覚が、今回活かせるかもしれないですね。このドラマでは“ライブ感”を大事にしたいんです。僕、小心者で、実はできるだけ準備したいところがあるんです。旅行でも、準備するだけしたらスーツケース2個になっちゃうし、逆に、なにもしないと決めたら手ぶらで行く、両極端。このドラマに関しては、僕なりにイメージを膨らませて入るより、一度交わってみたほうがおもしろくなりそうだと、顔合わせのときから感じました。準備しないほうの選択というか、この感覚を信じてみようと。6割の薄いラインは用意して、4割を自由に埋められる引き出しももちろん用意する。でも、現場でなにも感じられないってことは、絶対にないと思うから。
Q.後輩の髙木さんとの共演も楽しみですね。
先日の顔合わせで“亀梨くんにタメ語を使うのをビビってます”と言っていました(笑)。共演シーンに入る前に一度飯に連れていこうかと思います。僕自身、これまで先輩とお仕事させていただく中で、学んだり感じるものがあって助けられているので、こんどは自分がそういう存在になろうと、特に近年は意識的にやってきました。今回は幼なじみ役ということで、ちゃんと交われるものを作りたいなと思います。このマッチアップが作品にとっていい要素になるようにしたいです。
Q.最後に、意気込みをお願いします。
ちゃんと、撮影に、行きます! …これ、連ドラ前に毎回、本当に思うんですよ。連ドラは年に一回ほどやらせていただいているのですが、毎日早朝からときに深夜まで撮影し、ほかの仕事もするわけだから、本当にできるのか?と。始まってしまえば流れに乗れますよ、十数年そうしてできてきたんだから(笑)。いまの意気込みとしては、ちゃんと体調管理をして毎日撮影に参加します!です!
公式サイトが閉鎖されたりしたら困るから・・・
記録記録!!!
シーンごとに別人を演じるがごとく!
ライブ感を大事にしたい
初の復讐劇に挑む亀梨和也さんにインタビュー。
ドラマへの思いや、意気込みなど、クランクイン直前の心境を赤裸々に語ってくれました。
▽主演が決まった率直な思いとは?
実は何年も前からカンテレの豊福陽子プロデューサーから有難いラブコールをいただいていまして、あと一歩のところまでいきながらタイミングがなかなか合いませんでした。それが、このたびご一緒できるタイミングと環境がうまく整いました。豊福さん率いるカンテレチームとやっと交われるな、というのが、まず僕の中ですごく大事なこと。ようやく波がやってきた!というのが最初の率直な思いです。
Q.作品についてはどう感じましたか?
すごく難しそうだな、と思いました。台本を読んだ瞬間に“これはこうだよね”と感じる落としどころのチョイスが、とてもたくさんあるお話なんですよ。やりようによって、どうにでも転がせる、と言いますか、その難しさがあるので、早い段階からプロデューサーさんや監督さんと話すべきだなと思っています。フジテレビ系ドラマに出演するのは『サプリ』以来11年半ぶりですが、今回の脚本は、そのときと同じ金子ありささん。ご縁を感じますね。ある意味、身をゆだねていこうと思っています。
Q.復讐劇、という点はいかがですか?
まず、メディアの人間として、メディアを扱うドラマ、という難しさがあります。そして、復讐といっても、善対悪というわかりやすい構図ではない、ということ。人は、それぞれに立場や視点の角度を持つ生き物で、おのれとしては善として生きようとしていても、気づかぬうちに悪を生み出すこともある。そのバランスの難しさは、このドラマの見どころになっていくと思います。かつ、いまのご時世はSNS等でだれもが発信でき、なにをキャッチするかのレパートリーも非常に多いから、善悪のジャッジが難しくなっていると思うんです。悪気なく悪を生み出し、加害者にも、被害者にも簡単になれるのは、すごく身近にある怖さですよね。僕自身はSNSに疎いですが(苦笑)、現代の社会現象をよくよく考えたら、それ、怖いよね、というツボをうまく突いている作品だと思います。
Q.演じる中村慶介の役づくりについては?
“6割で行こう”(笑)。4割くらいは残して現場に入ろうと思います。
Q.その心を、具体的に教えてください!
このテーマで、これだけ豪華な出演者の中に立たせてもらうんですから、いただけるものはいただいていこうと。もちろん、セリフを憶えたり衣装合わせで自分なりのベースは作っていきますよ。でも、薄~いラインに留めて、カタチづけはしない。この役に僕が一番感じたのは、一つの出来事によって人生が変わった男であるということ。それがなければ、まったく別の人生を歩んでいたと思うんです。対“出来事”、対“相手”への嗅覚で生きているところがすごく強い。だから、共演者の声を聴き、空気感を察知して、演じ分けようかなと。藤木(直人)さん、栗山(千明)さん、橋本(環奈)さん、佐々木(蔵之介)さん、髙木(雄也)くんと、相手やシーンによっては、ある意味、僕は違う人物を演じることになるから、自分の中のテンションや声の出し方辺りは、出たとこ勝負の作戦でいこうかと。そのほうがおもしろくなると思うんです。さて、吉と出るか、凶と出るか(笑)
Q.そうしたアプローチの役づくりは亀梨さんにとって珍しいですか?
映画『俺俺』がまさにそれでした。33役だから考えきれなくて(笑)。衣装を変え、そのときの流れで攻め方を決めていた、あの感覚が、今回活かせるかもしれないですね。このドラマでは“ライブ感”を大事にしたいんです。僕、小心者で、実はできるだけ準備したいところがあるんです。旅行でも、準備するだけしたらスーツケース2個になっちゃうし、逆に、なにもしないと決めたら手ぶらで行く、両極端。このドラマに関しては、僕なりにイメージを膨らませて入るより、一度交わってみたほうがおもしろくなりそうだと、顔合わせのときから感じました。準備しないほうの選択というか、この感覚を信じてみようと。6割の薄いラインは用意して、4割を自由に埋められる引き出しももちろん用意する。でも、現場でなにも感じられないってことは、絶対にないと思うから。
Q.後輩の髙木さんとの共演も楽しみですね。
先日の顔合わせで“亀梨くんにタメ語を使うのをビビってます”と言っていました(笑)。共演シーンに入る前に一度飯に連れていこうかと思います。僕自身、これまで先輩とお仕事させていただく中で、学んだり感じるものがあって助けられているので、こんどは自分がそういう存在になろうと、特に近年は意識的にやってきました。今回は幼なじみ役ということで、ちゃんと交われるものを作りたいなと思います。このマッチアップが作品にとっていい要素になるようにしたいです。
Q.最後に、意気込みをお願いします。
ちゃんと、撮影に、行きます! …これ、連ドラ前に毎回、本当に思うんですよ。連ドラは年に一回ほどやらせていただいているのですが、毎日早朝からときに深夜まで撮影し、ほかの仕事もするわけだから、本当にできるのか?と。始まってしまえば流れに乗れますよ、十数年そうしてできてきたんだから(笑)。いまの意気込みとしては、ちゃんと体調管理をして毎日撮影に参加します!です!